本日の詩

詩なり詩なり

2016-01-01から1年間の記事一覧

20161219

なくなってないよ 君の洋服なら 空の 高い所に 干してあるから 雲の来ないとこにね いつも 乾いた風が 吹いてる 取りにいってあげる 君が 飛べないなら

20161120

神のみなもと かむの胸元 富の身のもと もみもみ身元 友ももともと なみなみ飲もうと 人なみ妹 も飲みな飲みか 身と涙とか 無の中身とか 神のご加護か つまみムカゴか ぼくの白身か 君の白目か アタリメ青いか 酔い酔い夜な夜な なよなよ振るなよ 降るなよ中…

20161112

てんとう虫がかいだんのとこで うずくまってまってた黒いごみかと 思ったかみきり虫にかみきられた 夜を返しに来たんだずっと小さく夜を 圧縮してオレンジの灯り2つともして その節はお世話になりましたって丁重に まだこっちが虹みたいに空にかかってるよう…

20161029

モフモフに マフマフして ムフムフな 気分になっちゃいたいよ もう0時23分だし あとできっと メフメフに なっちゃうんだから

20161026

何もない一日は水曜の奇跡 またひとつの偶然による軌跡

20161018

はじめはさようならの うの字がきらいだと 言っていたうはつみたいなのに 点があるとこがめんどくさい したにだらだらのびてくのも やだってさだからさようなら じゃなくさよならって書き はじめにさようならって 言ったよねうはどこうは って言ったらおはよ…

20161015

何がどうして こうなんだ 秋はどうして 嘘なんだ 君はどうして そうなんだ 今日はもう縁日の事 思い出して寝る

20161011

もし私が美しい屍となったら 朝もやかかる森の中で あなたは一匹の蝶となって 私の涙にとまるでしょう あなたが一匹の狐となって 私の喉から血を盗む前に

20161007

おねしょとしても まあ びっくりだ 布団の上に 出るつもりも なく こんどから 寝心地の いい便器が ほしいな 寝ながらにして すでに トイレ

20161001

これは 何ですか? それは 靄です。 それは 何ですか? これも 靄です。

20160913

今日はお父さんと お母さんの好きな 食べ物を書きます お父さんは自分は 甘いのに酸っぱい物が 好きだ~と言っています 柑橘類が特に好きです みかん いよかん ようかん 夏みかん… 柑橘類なら何でも好きです お母さんはお金が好きです お金は食べ物じゃない…

20160911

精神がかくも解放されん為には 肉体がかくも病まねばならんとは 入っておいで美しいものたちよ どうかもっと 肉体の中に 病魔が容易に足を踏み入れたのだから 精神の中に お前たちがいて欲しいのだ、そして感じさせてほしい 未知の領域、懐かしくも優しい 穏…

20160828

投資は回収される 僕らは秋に回収される 試験と等級付と諸々の プロセスと飼育、あるいは その場限りの命とかもはや ありえない選択肢だって だって生まれてきちゃったんだもんもう仕方ないんだから 逃げるより何かを追って 急げ誰も知らない河原の 小石にな…

20160824

しかし、とたぬきは思った 死ぬ死ぬ死ぬいよいよな苦しみ じゃいうてもそう簡単には いくまいぞ何しろ先だって これより酷い苦しみを味わい 苦しみに痛めつけられ心性 外皮ともに醜くもなり蔑まれもし 除け者選り分け者後ずさりも され脅かされいなされ睨ま…

20160823

緑の雨脚が若い歩兵 だとしたら君はか細い蝋燭 天道虫を追っかけて いたほの白い光も弱まり 今も今も今になる未来と いうものに苦しめられてる 希望、あれは 虹よりも甘美な麻薬だった 思ってた?こうして 日々を使い果たしていけば 時の財布はからっぽにな…

20160822

瞬間瞬間は 夢のように過ぎて 夢はなお 金魚のやわらかな 尾びれのすく水 記憶は砂時計 幾度かえされて 組みたてなおされて ゆく時間? 刹那を憎み 刹那を愛で もう少し未来へ それはもう 過去でできているのだが

20160730夏しりとり

すいか かぶとむし

20160729

いわしが塩辛く泳いで 口の中がすっかり渇いた 夢からさめるとのどの渇きは 本物だったから彫られたばかりの 私も木っ端を振り落としながら 台所に行って一杯の水を飲もうと するとめざましい月明かりに床に 何かが動きを閉じてああこおろぎ ゴキブリかと思…

20160629-2

よし さっきの とっとこ 明日まで 死なないでね 私

20190629

君と お月見 君に 脇見 君と お花見 君に 脇見 君と 雪見 君に 脇見

20160627

おふくろが ふくろみたいな ふくろうを ふくろうみたいな ふくろに入れて くろうしながら ふくろうだいて 会いに来た 会いに来た ふくろうほーほー おれ今日 五才になったっけ

20160623

カモシカ理論(かもしか かもしれないかもしか もしかしかもしかもしか かもしれないしかかもしか しかしらないもしかしたら)に 三日月仮説(見つめながら身勝手)を 持ち込んだクレイジーデイドリームそ、そ、そこはかとなく漂う レイジーなデイジーな隠避な淫…

20160621

むかし むかし あるところに おねえさんと おにいさんが いました 二人は 年をとって おばさんと おじさんに なりました 二人は もっと 年をとって おばあさんと おじいさんに なりました 二人はもっと 年をとって 死にそうです もうすぐ めでたし めでたし

20160607

紐でもかじってみる 右足 ひもじいなら 左足 何これなにこれまさかの 幻聴空腹によるそれとも 極端な妄想あっ スニーカーを眺めていたら いやまさかこの しゃべるのに足を入れるのは おっかないしホットメロン 右足の方からなんか 黒いのもぞもぞ 出てきた …

20160603

空っぽかい それと中身はどこに 行ったのかい 中身は家出中です とスニーカーが言ってる 右足の方が で左足が すごいですよまとめて 出てったんだから とか言うけどしゃべる スニーカーを買った 覚えはない いや、ぼくたちスニーカーじゃなくて 実はスニーカ…

20160531

そうだ外に行けば 何か食べられるものが 落ちているかもしれない こんぶとかれんこんとか なにぬねのとかそう思って 立ち上がりドアを開けようとするとすでにそこに何かが落ちている 何!ぬねの!ポテトチップの袋ではないか 拾い上げて中をのぞくと空だった…

20160513

今日脱衣所にヤモリが出ました ヤモリは私に話しかけました こんにちはあの裸でこんにちは わたしも裸なら君も裸だから あるいはヤモリの服着たイモリか あのひとつお願いがございまして 裸でいらっしゃる時になんですけど そう何度も言わんでよろしいです …

20160506追記3

友だち 友だちはいません

20160506追記2

つながりません 松葉では

20150506追記

でもこれ以上あた詩を いじらないでね文責したら 泣いちやうかもによろりと 練り物コーナーみたいな涙 いやっ塗り物の方じやなきや