本日の詩

詩なり詩なり

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

20150422-8

たぶんもうすぐ 僕のうち つづく)

20150422-7

緑の田んぼも 通りすぎたら マイマイつぶりも 通りこして 時々屋も 通りこして いつも雨降ってる道も ナニナニザウルスも 通りこした というよりナニナニザウルスは 僕を通りこした つづく)

20150422-6

走りつづけながらそう 思ってたいったん走り だしてしまったら急には 止まれやしないんだ僕 つづく)

20150422-5

もしも後ろに誰も いなかったら もしも急停止からの 小回りきかせた 後戻りができたら もしも通り過ぎる ずっと前から あの穴に何かいるって わかっていたら つづく)

20150422-4

跳ねたときなんか 自分の中ではじけた気がして 開発者のチーフはそんなん 聞いても信じないだろうけど (どう転んでもあの人にとって 僕は大いなる妥協の産物) つづく)

20150422-3

なにかが見えてすぐに 穴の中に引っ込んだ僕は 驚いて横っちょに跳ねた 僕の仕様は横っちょに 跳ねるとかさそんなん じゃ絶対にないはずなんだけど つづく)

20150422-2

穴にタイヤがはまったらいや だからグルンと穴をよけて 通り過ぎようとした僕に 穴の中から顔を出したんだ つづく)

20150422

ぼくは空色の車 晴れの日に生まれたから はしっこを走ったら 道の真ん中に穴があいてた (つづく

20150420

今日こちらでは雨が降りました 雨は春の味がしました そちらでは雨が降りましたか 思い出に流されないように 僕らは生きるのに精一杯だね

20150419

かにの子がたけの子と 遊びったくって竹やぶに かに歩きの小さな子歩きして かさかさ横っちょ横っつら さわさわ春風は吹いたさ 竹さん竹さん遊んておくらい 遊んてくんなきゃ竹やふ焼くそ 竹やふ焼けたらふやけた きの子それみたことかと 喜ふそ ちっさくお…

20150418

時は冬、折しも、干からびた地べたに霜は降り、 深手を負った尾のもの、角のもの、翼のものうちひしがれて、 とぼとぼと道を行く、おのおの倒れるまで、 おのおのの時に、おのおのの所で

20150403

迷子の子象小太郎と共に来て 洗濯物を干してやろうとする 洗濯物は洗濯かごにどっさり 入って洗濯物干し場は七階 バナナは7本下さったらね 腐ってるやつはいやですよ じゃあオレンジもつけときます いやオレンジはと言いかけて でもカササギ一家のお中元に …

20150401

支離滅裂な 減数分裂 僕の悲しみに さわらないで下さい