もう決めたんだ 何ものにも属さない 9時20分に見た夢以外には 籠いっぱいのピーマンが 見た ザトウクジラの脇腹に つかまった私 うねる波は 苦くてしおっからい海の緑の味してる そんな夢

罪な日常が 巨大な手の指のあいだから 零れおちてくる それは青灰色のアスファルトに腹を向けて ひっくり返った金色のとんぼ 羽が胴体よりもずっとずっと長くて これでどこまでも飛べるはずだったのに 「水道屋さんの隣には 管理人さんが住んでてね、 僕その…

アイスクリみたいに溶けてく夜 ぐずぐずしてて全部なくなりそ

わたしの好きな道は決まってる 自転車でその道をとおるんだ わたしの好きな道はうねってる 毛色のはっきりしない猫が ゆっくり歩いて横切ってく わたしの好きな道はくねってる 背の高い生け垣は緑にもえる壁 道から深くはいった農家の門は たっぷり日差しさ…

滝に落ちて 流るる雲の しどけなき #また俳句ですみません。無季かつ字余りですが#

明日 散ると 知って 咲く 人 寒椿 ＃俳句です。珍しく(#^.^#)