まず最初に言っとくとおれは 2種類しかやってない 下剤と下痢止め順序は いつもこの順序結局近所の 薬局が頼みのツナサンド、 サーティーのパーティにはそのくらいしか食べるものがないくらい で、くらい顔した赤白とんがり 帽子の男が30のパパのパンツーを …

まだ春？ もう冬？

雨が ぽつぽつ 雨が ぽつぽつ 風が 巻きあげた 雲が 白い太陽を 不意に 打ちこむと 雨が ボタンになる 目に太陽の 残像を青く残したまま 足で押してゆく 春のスイッチ

このデニッシュでも食べて 落ち着きなさいそう言われて 差し出された皿には何も 載っていなかった皿を長く 見つめた後彼の顔を見つめると 促すように優しく微笑んでいて どうしたらいいのかわからなく なると手を出して彼女は デニッシュを皿から取り 口に運…

眠る前に少しだけ思い出してみたい 過去について きっと今冬の海に太陽は綱刃の白さで 輝く 果たされなかった約束について 考えてみたい 乗られなかった自転車 投げられなかったボール 手渡されることのなかった 贈り物について 感じてみたり嗅いでみたりし…

ここはひとつ こんな感じで どうでしょう たぬきはこそっと ちかづくと (それはもはや きつねなみの こそっと加減で あったのだが やつはやっぱり たぬきであった) 背後から不意打ちを しかける調子で ささやきかけた ラフな感じで 流して行きましょう 楽な…

まるっとしたところに まるっとしたものたちが まるまるまとめて まるっとまとまって まるっとまるまって まるっきりまるっこい まるっとしたものに まるめてまるめこまれて まるめこんでまるまり まるのままうまる まるまればぴったりはまる どこかはさまる…

時には まあ 時には まあ 不運が 君を愛して 雨樋が 外れて 300人以上の 通行人から 選ばれし 君に 落っこちてきたり 支線で名前を覚えてる 最後の駅から さらに 7つ目の 駅で 目を覚ましてみたり そこで まあ いや、寝たのは いいとして いつのまに 乗り換…

家を出て 国道に出る道の 一本手前の道の角の 大福屋がなくなって 手土産のあてが なくなった とはいえ 別の店 黄色 の 旗 多少の期待 目の前にはずいぶんわしゃわしゃ した髪のおっさんが かみなりだんごと かみなりもちと かみなりういろうと かみなりあら…

信念の軽さは 満タンの蟻？

しんとした森のなかで ニワトコの森のなかで 猫かなでる、しんみり しんとした森のなかで トネリコの森のなかで 猫がなでる、しんねこ しんとした森のなかで カエデの新芽のいたく いたくって猫まねくっ てまるきりかえるの手 なりきりかえて帰るっ