ご無沙汰しておりまして、失礼しました。
書けなくて。
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喜ばせるために、土の
匂いを喜ばせるために
君は
玉ねぎの舌を
春のときめく陽に
深く挿して
つぶれる光の小鬼達を
愉快な森に仕立てていた
緑の海の
深海魚のように、君は抉りとる
愚かなる人々によって
風と名づけられた 直接の動機を
日曜、緑のソースで
君は鏡を食べた
肋骨に
春を
貫通させたまま