本日の詩

詩なり詩なり

首を傾げる/1002092344ari-nomi

ご無沙汰しておりまして、失礼しました。
 書けなくて。
= = = = = = =

 喜ばせるために、土の

 匂いを喜ばせるために

 君は

 玉ねぎの舌を

 春のときめく陽に

 深く挿して

 つぶれる光の小鬼達を

 愉快な森に仕立てていた



 緑の海の

 深海魚のように、君は抉りとる

 愚かなる人々によって

 風と名づけられた 直接の動機を



 日曜、緑のソースで

 君は鏡を食べた

 肋骨に

 春を

 貫通させたまま