本日の詩

詩なり詩なり

20100906

 こんなにも悲しいのは
 夏が終わろうと
 しているから?
 それとも
 夏が終わって
 しまったから?

 あなたの夏が/わたしの夏が

 側にいた
 光色のねずみたちは
 それぞれの巣穴に戻って
 かじりかけのあの塊
 美しい時にしがみついて
 取り戻そうとしている
 その時の中には何もなかったのに
 人が記憶と呼ぶ
 松ぼっくりのかけらを
 作り出そうとしている

 割れた、疲労した、
 連続した壁の裂け目、
 一筋の涙のあとをたどって



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みんな!戻って来たよ!ありがとう!また読んでね!タイトルと投稿日が違うのは以前こっそり(ひっそり?)書いたものを今発表しているからで、こんなことは主に財政的な窮乏から起きたのです。詩人と貧乏が類義語である生きる実例です(笑)、、、。
ではまた近いうちに。