本日の詩

詩なり詩なり

20220122

朝は少しの塩と水
何かを練った団子を一握り

穴の空きそうな靴で
二時間歩き
髪は枯れ草の焚き付け

岩と岩の間にもぐり
息を忘れて
仕事する

昼はスープと米
太陽に過去と未来を
少しずつ灼かれ
もう酒を飲みたくて仕方ない

爺さんが倒れて
動かなくなり
今日の作業が終わるまで
誰も見に行かない

シャツは全く汚れきって
それは全くどうでもいい

2時間かけて町に戻り
夜に兄の家に行こう
サッカーを見る日だ