梅の香りを夢見ている 1月のおわり春の光を夢見ている 1月のおわり冬が冬として 冬らしくふるまう 今日のような日にふさわしい行いとして 冬の終わりを 思い描くことができる はっきりと未来の輪郭は 今が厳しいほど 明確になるそのように生まれついて どこ…
朝は少しの塩と水 何かを練った団子を一握り穴の空きそうな靴で 二時間歩き 髪は枯れ草の焚き付け岩と岩の間にもぐり 息を忘れて 仕事する昼はスープと米 太陽に過去と未来を 少しずつ灼かれ もう酒を飲みたくて仕方ない爺さんが倒れて 動かなくなり 今日の…
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