本日の詩

詩なり詩なり

‘春に'20110504-2

あなたが誰だか知らないけれど

あなたのために歌います

“桜の木は満開になると

散った花びらの方が多いくらい”

何度も何度も繰り返し

耳に残る旋律で

歌いながら飛び回り

とうとうそれが頭の中の夢で

飛ぶ幻か いつか見た思い出か

今目の前の現実か

とうとうわからなくなってくるのです

聞こえるでしょう?私の声と

春告鳥の鳴き声が。

春告鳥は飛びながら

鳴きながら 飛びながら