本日の詩

詩なり詩なり

20190222

どうして私は
ぶらんこに乗れると思っていたのだろう

どうして私は
手を伸ばせば
星に手が届くと思っていたのだろう

悪い夜には悪い闇がついていて
君はいつまでも悪あがきをする

どうして私は
橋から落ちると思っていたのだろう

どうして私は手を伸ばしても
星がつかめないなんて
思っていたのだろう

まっさらにイノセントな
マキャベリズムで
朝が来る前にひとしごと

もういつだって破滅小町
でも聞かれたら破壊は嗜む程度です