本日の詩

詩なり詩なり

20190204

君の髪が不吉なほど黒いので
不安になってエレベーターの
扉に桃色の鼓動をたたく

大地から遠く離れたところで
けたたましい啓示、あるいは
神々の愛を交わしあうあえぎに

ビートを与えるために

艶やかな鎖で俺の首に輪っかをかけ
くちなしの香りで編んだid
それで俺は裸のまま天に着く

剥き出しの心臓で扉を閉じて
神々のあえぎをにビートを与えるために
天上から音楽を全ての
死の奴隷に与えるために