はだしで水のへりをあるいていく 水が触れないように 長く弧を描いた砂の浜 足には小さな指が五本いて それぞれに春を感じようとする 足首のあたりで折った 白のジーンズは光を受け ハサミで値札を切ったときのことを 思い出す この弧は長くて 水はどこまで…
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