本日の詩

詩なり詩なり

2022-12-15から1日間の記事一覧

221215-2

もう何も残ってないと思うような日 まだ詩が残っていたと思える日で 私のパンドラの箱に残された最後の光 ひとすくいの食べられもしない砂 他のすべてが徒労と思えても言葉よ 日本語よただそこに私がある

221215

冬の光は弱くてかぼそい腕を伸ばしてユキワリソウの鉢に届こうとするが風の一群に裂かれてばらばらにきらきらと散ってしまった メモ-昨年2月20日に書き未発表だったもの