本日の詩

詩なり詩なり

20170709

たいのようがオイラが昨日
浴室で見つけたちっちゃい
ごきのぶりともっとちっちゃい
ごきのぷりに死のスプレー
噴射フンシャしたように
ひかりのつぶつぶをオイラに
噴射しすぎるからオイラの
くびとてくびとあくびに
ぶつぶつができてすっかり弱った
オイラはもはやなすすべもなく
死んだたいの干物のように
アイロン台の干物のように
野ねずみの散歩紐の干物のように
パンケーキのかりかりに
なってたところの干物のように
ひっくり返ってパンツとケツと
金欠を丸出しにしてゐると
九州にいるはずのおカーチャンが
雷神を通じて届けてくれた
神がかった雷シャーべティック
シャーベット(しかも喋るシャベルと
喋らないベル付き)
あの味は20分たったいまも
忘れらんねーぜ22分たったら
暑さで忘れてるかもしんないけど