本日の詩

詩なり詩なり

20140630

こっから10歩ばかり南に
行くとだ、
ニャー木と呼ばれる
木があってだ、
いや、苗木じゃない、
ニャー木だ、
そこに10匹ばかりの
猫が子猫だが、
鈴なりになっている
というんだが、
一歩もここから
出られんぬのだしかも
南がわからない
そこでだ、
ニャー木の苗木を
取り寄せてほしいのだ、
より良いワルツとカシュガル
親父のために
いや、苗木のニャー木じゃない、
ニャー木の苗木だ、
なに、どちらも同じだって
じゃなに、じゃなに、じゃなに、
カレーの器と、ウツボの加齢は
同じだって言うのか
バカ言え、
バカ言うんじゃない、
待て、木がニャーと鳴いてる
嵐がくるぜ、
竜巻と猫巻と鼠巻に
気をつけれ、ニャー