本日の詩

詩なり詩なり

091028/2331/ari-nomi

夜の終わりに
本当の夜がやってくる

夜に底はない
曙光がさして
夜の終わりを感じたら
それは
新しい夜の始まり

仮装した夜は
どんなに美しく着飾っても
夜であることを
隠すことができない

彼女の顔を見るのだ
美しい色彩で
彩ることのできなかった
見間違えようのない
暗いまなざし・・・

それを愛するしかないのだ
それに終わりがないのであれば